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〜教育と、教育観を再構築し続けるコミュニティ〜
2025年05月10日 (Sat)
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2009年11月29日 (Sun)
どうも、みどりです。

りんりんが少し前に書いていましたが、今CORE+は社会起業家のビジネスプランコンペ「edge2010」というものに出場中です。
http://www.edgeweb.jp/2010semifinalist.html

出しているプランはコアカレッジというもの。
学校の先生や、オルタナティブスクールやフリースクールなど既存の学校以外で教育を担っている人、パパママなどなど多様な立場で教育にかかわる人たちが思いや課題を共有して学びあい、実践をよりよくしていくコミュニティ=コアカレッジをつくる!というプランです。(でした)

今月14日に集合メンタリングがありました。
そこでメンターの方に、ズバーッと、もしくは暗に言われたのは、「現場感を持て!」ということ。
「結局何がしたいのか、誰をどうしたいのか、もっと明確にしなさい」ということでした。

私がこのプランでしたいことは、学校を元気にしたい!ということ。

こないだのフィールドスタディ in 箕面で学んだことは、作り手の思い=売り物じゃないということ。
北芝の朝市にやってくる人たちはみんな、おいしい朝ごはんや新鮮野菜を目当てにやってくるわけです。
でも作り手は、野菜を売ることではなくて、そこで生まれる人と人のつながりを目的にしてる。

なーんだ、そっか。
CORE+も、団体としてのミッションは明確に持ちつつ、具体的な個々の事業(売り物)は、もっと自由でいいんやん。
私の思いスタートの事業もあっていいし、りんりんの思いスタートの事業もあっていい。
インターンやボランティアで参加してくれる人たちの思いスタートの事業もあっていい。
これまでは、私とりんりんが、何でも、いつでも、思いも手法も全部共有しようと思って、強みや個性を殺し合っちゃってたかもしれない。

話し合いの末、このコアカレッジは私の思いを根っこに、学校を元気にする!ということに絞ってプランニングすることにしました。

とはいえ、確かに私自身は1学期間学校現場で教員として働いていたけれど、私以外のことは分からない。
私が苦しかったこと、「なんか変!」と思ってたことをみんな同じように感じているとは限らない。
ちゃんと、現場で先生してる人たちの声を聞きたい。

上に書いたようなコミュニティはつくりたいけれど、実際問題、今までCORE+のイベントや企画に学校の先生って、ほっとんど参加してもらえていないしなぁ。

そんなわけで、これまでCORE+として個人として、私たちつながってきた現場の先生にヒアリングをしています。

そしたら、やっぱり見えてくる、見えてくる。
夢や問題意識や置かれている状況は違えど、みーんな同じことを言う。

「ちっちゃな疑問や違和感を相談できる人、不安やしんどさを話せる人が身近にほしい。」
「気を使わず、フラットに何でも言い合える同年代の仲間がほしい。」

これに尽きます。

私もそうでした。
出る杭は打たれる学校の中で、自己開示ができなかった。
考えれば考えるほど苦しくて、考えないほうが楽で、理想を手放してしまいそうになる。
「私、全然あかんなぁ」と自信がどんどんなくなって、無力感に苛まれる。

こんなこと書くと「甘えるな」「だからダメなんだ」と言われそうですよね。
でも、「ダメだ、ダメだ」と言われて学校や教員がよくなることは、きっとありません。
学校が悪い、教師の質が低下している・・・今、学校現場にはいろんな批判が浴びせられています。
でもだからってよくならない。

そこで、私たちは先生と学校を元気にするために、2つの場をつくります。

1つは、Teacher's Cafe.
若手の先生たちが定期的に集まることができる居場所です。
ここで自分の目指す理想を語ったり、ぐちったり、授業や学級経営についての情報交換をすることで、自信や自己肯定感、元気を取り戻し、「よっしゃ、がんばろ」と思って現場にまた戻るための場所です。
同じような課題やしんどさを持っている「ピア」な仲間からの共感や承認があり、励ましあえるような場所が必要。仲間とつながり、支えあう空間をつくることで、先生の現場でのモチベーションを下支えします。

もう1つは、前々からしたいと思っていたコアカレッジ。
ある程度元気になり、「子どもたちのために自分の実践をよりよくしたい」と考えている先生が、様々な立場から子どもや教育にかかわっている人たちとともに、学ぶことができるコミュニティです。
Teacher's Cafeで「よっしゃ、がんばろ」となった先生の学びのサポートをします。
ポイントは、学べる内容が学校現場の中だけのことでなく、もっと広いということです。
学校にいる自分とは違う視点やアプローチの仕方を知ることで、「がんばる」の内容がもっと豊かになります。
「授業づくり」や「学級経営」の How to を学ぶ勉強会なんかは、実は結構ありますが、こういう学びの場はなかなかありません。

先生を元気にすることで、学校を活性化したい。
その思いの根っこにあるのは、もちろん、「それが子どもの学びや育ちを支えることになるから」という思いです。

夜も更けてきたので、今日はこの辺で。


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2009年11月13日 (Fri)


こんばんは。
りんりんです♪^^
田舎から母がやって来ていています。
久しぶりに母娘水入らずの3日間です。

さてさて。
CORE+が現在エントリーしている、
社会起業家を目指す若者のためのビジネスコンペedgeの、
2次審査を含めた合宿が、先日無事(?)終了しました。
ただいまです(・∀・)

とっても、とっても濃いステキな3日間でした。
今日はそのふり返りとレポートをしたいと思います!

 

●1日目

・朝、予定の時間より遅れて目覚める。半オンモードで会場入りしてしまった…。
予想以上に参加者の方が多くてビックリしました!

・早速、事業のコンペを簡単に書く。20分で(笑)
書けずにあわあわ。散々助成金申請時とかに書いたし、話していたのに。
回りはみんなガッツリ書けていて焦る焦る。
そして社会人の多さにビックリ! 社会人は、ボランティア系じゃなく、マーケティングや営業とか、
ビジネスをしている20代後半の方が多かった。緊張ー。おもしろいーーー!

・恐怖の(笑)メンタリング開始。
そのアワアワ事業シートをもってメンタリングへ。
edgeでは、社会起業家の方や、NPOとかを支援するところで働いてはる方々がメンター(話を聞く人、アドバイスする人、的な。)としていてて、
基本的にこのメンターの方とのやり取りや、団体メンバーでのミーティングをとおして事業計画をブラッシュアップしていきます。
容赦ないメンター陣。右ストレート、ジャブ、カウンターの連続。
初日で帰りたくなったのは内緒。(笑)

・そうかー。私がニーズや社会的な課題と思ってるものって、自分の想いでしかないなー。
初日、メンター陣とのやりとりを通して感じたことでした。
そのバイアスをかけて、勝手に声を作っているというか。ニーズをつくっているというか。
目の前の困っている対象や課題発というより、スタートは自分の経験と問題意識ということに改めて気づきました。
「それでいいのかな~。。あかんのかな~。。」散々悩んだ初日でした。
「…でも、しょうがなくない?!そうなんだから、そうしかしようがなくない?!」
と、ある種ふっきれてのふて寝。
「あ~~~。明日もニーズニーズなのかなぁ…。」
1日目はそうして終了しました。

 

●2日目

・自分は、今の自分、過去の自分、そこがスタートなんだからしょうがない!
と、開き直って(?)それを正直に出してメンター陣に接してみました。
あらら? 意外と分かってもらえた。
スタートは、社会や他者じゃなくて、自分でも、いいの? いいの??
いいんだ。
だって、スタートなんだから。それは偽れても、変えることはできないし。
むしろ、ごまかすんじゃなくて、ちゃんと向かい合っていないと。
自分の、「本当の」理由。そんなことを感じて、ちょっとスーーとしてきました。

・自分スタートを受け入れられたら、ニーズの大切さが分かってきた。
なんか、腑に落ちたというか。
要は、自分がやりたいことがあって、やらずにはいられないことがあって、
そのことが、相手(人かもしれないし社会かも知れないし)にとって良いものになれたら、
それって、私にとっても幸せじゃないか?? と思うようになりました。

・ニーズを知ることは、相手のためじゃなく、自分のためでもあるな。
相手の本当の声・ニーズを自分の中にしっかりと持っていないと、
自分のやっていることに「本当にこれでいいの?」とか、「自己満足じゃない?」という感情がずっと付きまとって、
その状態で、自分のやりたいことを突き進めて行くのって、どんなに自信や想いがあっても、難しい。
とくに、正直、広報とかで苦労していると、むっちゃ思う。
これ、必要ない?とか。
それでも「えい!」ってやってるんだけど。

・WANTとNEEDSとCANが重なることが大切って、そういうことか…!
何がしたいの? 何が求められている・必要なの? で、それどうやって出来るの?
自分がしたいこと、対象に求められていること、実現可能性の高いこと、
これらが一致する事業や企画がいいものだという話、よく聞く話。
ここにきて、スーーーっと腑に落ちました。
そっか。それって、企画がいいものだっていうのだけに限らず、
自分にとっても、相手にとっても、HAPPY-HAPPYの関係やねんなぁ。
自分がしたいことを理由付けるために、ニーズを引っ張ってきたり無理やり繋げたり、
ニーズに応えようとするあまり、自分のしたいことを見失ったりするんじゃなくて。
そして、したいことと必要なことが一致するその中で、自分達に実際何が出来るのかって。
ああ、そうか。そういうことか。

・1人で会場入りして緊張していた1日目。2日目になる頃には楽しくって…!
企画のブラッシュアップ過程では、メンター陣にかなり相談させていただいたり、
参加者の方で、ビジネスライクな人や論理的に考えられる人や、コンサルのできる人に、かなり助けてもらったり(笑)、
一緒にプランについて深く考えてもらったり、私の中のモヤモヤやホワホワを形にしてもらいました。
1人で紙と自分と向き合い続けるのは十分にしたと思うので、後半はひたすら助けてもらっていました。
もちろん、相手の方のプランについても、ちょっと一緒に考えさせてもらったり。
そんな中で思わぬ収穫や視点があったり。
普段接していない、別カラーの人との共同作業、ステキな時間でした(*´∀`*)

 

●3日目

・スッキーリ!
一応何とか事業プランを紙フォーマットに落とし込んでの3日目。

・マーケティングとかの話も。
面白いなぁと思いつつ、マーケティングの話って自分のなかでどこか合わない感じがあって、
ていうか、そういう風に顧客を分析的に考えることに、何か申し訳なさみたいなものを感じていて、
名前や概要だけは知っているものの、サラッと避けてきていました。
でもでも。
マーケティングの話って、自分がHAPPYになるためだけ、売り上げに繋がるとかそういう話じゃなくて、
自分と相手がHAPPYになるため、届けたい人(WANTとNEEDSの一致している人)に届けるためにはどうしたらいいか、という話やなぁと思って、
そのための経験知的なある程度確からしい理論やなって思って。
自分の団体とを存続させたり、商品を売るためっていうのじゃなく(営利企業の場合はマーケティングってそういうものだと思いますが。)、
お見合いのためというか。はい。そう思いました。

・つまりは、WANTとNEEDSとCANとしっかり向き合っていくのが大切なのね!
ということを感じた3日間でした。
自分の中にホワホワとはあるし、経験知的なものは感じているんだけど、
しっかりと向き合いきれているかと言えば、そんなことはなくて。
それゆえホワホワモヤモヤ整理されていないままなんですが。
だから、人に伝えられない・伝わりにくいのであって。
向き合って、自分の中で関連させて整理していって、人に話して。
そういうこと達と、ちゃんと向き合っていこう。
むしろ、向き合っていかないと、自分を騙し騙し進んでいくことって、しんどいわ!
と感じました。


結局自分かい、ですね。はい。でも自分が(自分も)幸せじゃないと嫌なんです。
自分のエゴが、誰かのHAPPYに繋がるなら、それはエゴでもいいんじゃないか。
と思いました。
というか、そう思わないとやっていけない。(笑)
けど、HAPPYに繋げる責任と言うか、役割は、自分にある。
うん。
一生付き合っていかないといけない自分のエゴだし。
向き合います。

 

さーーー!これからが大忙し!
気合入れていきます!!!

(`・∀・´)ノ
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CORE+は「教育にかかわる一人ひとりが、自分たちで考え、選び、動く、社会文化を創造する」ことをミッションに活動しています。
さまざまな学校やこどもの居場所へのスタディツアーや、多様な学校や団体が一堂に集う教育の祭典EDU★COLLEなど、イベントの企画運営を主に行なっています。

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