〜教育と、教育観を再構築し続けるコミュニティ〜
どうも、みどりです。
りんりんが少し前に書いていましたが、今CORE+は社会起業家のビジネスプランコンペ「edge2010」というものに出場中です。
http://www.edgeweb.jp/2010semifinalist.html
出しているプランはコアカレッジというもの。
学校の先生や、オルタナティブスクールやフリースクールなど既存の学校以外で教育を担っている人、パパママなどなど多様な立場で教育にかかわる人たちが思いや課題を共有して学びあい、実践をよりよくしていくコミュニティ=コアカレッジをつくる!というプランです。(でした)
今月14日に集合メンタリングがありました。
そこでメンターの方に、ズバーッと、もしくは暗に言われたのは、「現場感を持て!」ということ。
「結局何がしたいのか、誰をどうしたいのか、もっと明確にしなさい」ということでした。
私がこのプランでしたいことは、学校を元気にしたい!ということ。
こないだのフィールドスタディ in 箕面で学んだことは、作り手の思い=売り物じゃないということ。
北芝の朝市にやってくる人たちはみんな、おいしい朝ごはんや新鮮野菜を目当てにやってくるわけです。
でも作り手は、野菜を売ることではなくて、そこで生まれる人と人のつながりを目的にしてる。
なーんだ、そっか。
CORE+も、団体としてのミッションは明確に持ちつつ、具体的な個々の事業(売り物)は、もっと自由でいいんやん。
私の思いスタートの事業もあっていいし、りんりんの思いスタートの事業もあっていい。
インターンやボランティアで参加してくれる人たちの思いスタートの事業もあっていい。
これまでは、私とりんりんが、何でも、いつでも、思いも手法も全部共有しようと思って、強みや個性を殺し合っちゃってたかもしれない。
話し合いの末、このコアカレッジは私の思いを根っこに、学校を元気にする!ということに絞ってプランニングすることにしました。
とはいえ、確かに私自身は1学期間学校現場で教員として働いていたけれど、私以外のことは分からない。
私が苦しかったこと、「なんか変!」と思ってたことをみんな同じように感じているとは限らない。
ちゃんと、現場で先生してる人たちの声を聞きたい。
上に書いたようなコミュニティはつくりたいけれど、実際問題、今までCORE+のイベントや企画に学校の先生って、ほっとんど参加してもらえていないしなぁ。
そんなわけで、これまでCORE+として個人として、私たちつながってきた現場の先生にヒアリングをしています。
そしたら、やっぱり見えてくる、見えてくる。
夢や問題意識や置かれている状況は違えど、みーんな同じことを言う。
「ちっちゃな疑問や違和感を相談できる人、不安やしんどさを話せる人が身近にほしい。」
「気を使わず、フラットに何でも言い合える同年代の仲間がほしい。」
これに尽きます。
私もそうでした。
出る杭は打たれる学校の中で、自己開示ができなかった。
考えれば考えるほど苦しくて、考えないほうが楽で、理想を手放してしまいそうになる。
「私、全然あかんなぁ」と自信がどんどんなくなって、無力感に苛まれる。
こんなこと書くと「甘えるな」「だからダメなんだ」と言われそうですよね。
でも、「ダメだ、ダメだ」と言われて学校や教員がよくなることは、きっとありません。
学校が悪い、教師の質が低下している・・・今、学校現場にはいろんな批判が浴びせられています。
でもだからってよくならない。
そこで、私たちは先生と学校を元気にするために、2つの場をつくります。
1つは、Teacher's Cafe.
若手の先生たちが定期的に集まることができる居場所です。
ここで自分の目指す理想を語ったり、ぐちったり、授業や学級経営についての情報交換をすることで、自信や自己肯定感、元気を取り戻し、「よっしゃ、がんばろ」と思って現場にまた戻るための場所です。
同じような課題やしんどさを持っている「ピア」な仲間からの共感や承認があり、励ましあえるような場所が必要。仲間とつながり、支えあう空間をつくることで、先生の現場でのモチベーションを下支えします。
もう1つは、前々からしたいと思っていたコアカレッジ。
ある程度元気になり、「子どもたちのために自分の実践をよりよくしたい」と考えている先生が、様々な立場から子どもや教育にかかわっている人たちとともに、学ぶことができるコミュニティです。
Teacher's Cafeで「よっしゃ、がんばろ」となった先生の学びのサポートをします。
ポイントは、学べる内容が学校現場の中だけのことでなく、もっと広いということです。
学校にいる自分とは違う視点やアプローチの仕方を知ることで、「がんばる」の内容がもっと豊かになります。
「授業づくり」や「学級経営」の How to を学ぶ勉強会なんかは、実は結構ありますが、こういう学びの場はなかなかありません。
先生を元気にすることで、学校を活性化したい。
その思いの根っこにあるのは、もちろん、「それが子どもの学びや育ちを支えることになるから」という思いです。
夜も更けてきたので、今日はこの辺で。
りんりんが少し前に書いていましたが、今CORE+は社会起業家のビジネスプランコンペ「edge2010」というものに出場中です。
http://www.edgeweb.jp/2010semifinalist.html
出しているプランはコアカレッジというもの。
学校の先生や、オルタナティブスクールやフリースクールなど既存の学校以外で教育を担っている人、パパママなどなど多様な立場で教育にかかわる人たちが思いや課題を共有して学びあい、実践をよりよくしていくコミュニティ=コアカレッジをつくる!というプランです。(でした)
今月14日に集合メンタリングがありました。
そこでメンターの方に、ズバーッと、もしくは暗に言われたのは、「現場感を持て!」ということ。
「結局何がしたいのか、誰をどうしたいのか、もっと明確にしなさい」ということでした。
私がこのプランでしたいことは、学校を元気にしたい!ということ。
こないだのフィールドスタディ in 箕面で学んだことは、作り手の思い=売り物じゃないということ。
北芝の朝市にやってくる人たちはみんな、おいしい朝ごはんや新鮮野菜を目当てにやってくるわけです。
でも作り手は、野菜を売ることではなくて、そこで生まれる人と人のつながりを目的にしてる。
なーんだ、そっか。
CORE+も、団体としてのミッションは明確に持ちつつ、具体的な個々の事業(売り物)は、もっと自由でいいんやん。
私の思いスタートの事業もあっていいし、りんりんの思いスタートの事業もあっていい。
インターンやボランティアで参加してくれる人たちの思いスタートの事業もあっていい。
これまでは、私とりんりんが、何でも、いつでも、思いも手法も全部共有しようと思って、強みや個性を殺し合っちゃってたかもしれない。
話し合いの末、このコアカレッジは私の思いを根っこに、学校を元気にする!ということに絞ってプランニングすることにしました。
とはいえ、確かに私自身は1学期間学校現場で教員として働いていたけれど、私以外のことは分からない。
私が苦しかったこと、「なんか変!」と思ってたことをみんな同じように感じているとは限らない。
ちゃんと、現場で先生してる人たちの声を聞きたい。
上に書いたようなコミュニティはつくりたいけれど、実際問題、今までCORE+のイベントや企画に学校の先生って、ほっとんど参加してもらえていないしなぁ。
そんなわけで、これまでCORE+として個人として、私たちつながってきた現場の先生にヒアリングをしています。
そしたら、やっぱり見えてくる、見えてくる。
夢や問題意識や置かれている状況は違えど、みーんな同じことを言う。
「ちっちゃな疑問や違和感を相談できる人、不安やしんどさを話せる人が身近にほしい。」
「気を使わず、フラットに何でも言い合える同年代の仲間がほしい。」
これに尽きます。
私もそうでした。
出る杭は打たれる学校の中で、自己開示ができなかった。
考えれば考えるほど苦しくて、考えないほうが楽で、理想を手放してしまいそうになる。
「私、全然あかんなぁ」と自信がどんどんなくなって、無力感に苛まれる。
こんなこと書くと「甘えるな」「だからダメなんだ」と言われそうですよね。
でも、「ダメだ、ダメだ」と言われて学校や教員がよくなることは、きっとありません。
学校が悪い、教師の質が低下している・・・今、学校現場にはいろんな批判が浴びせられています。
でもだからってよくならない。
そこで、私たちは先生と学校を元気にするために、2つの場をつくります。
1つは、Teacher's Cafe.
若手の先生たちが定期的に集まることができる居場所です。
ここで自分の目指す理想を語ったり、ぐちったり、授業や学級経営についての情報交換をすることで、自信や自己肯定感、元気を取り戻し、「よっしゃ、がんばろ」と思って現場にまた戻るための場所です。
同じような課題やしんどさを持っている「ピア」な仲間からの共感や承認があり、励ましあえるような場所が必要。仲間とつながり、支えあう空間をつくることで、先生の現場でのモチベーションを下支えします。
もう1つは、前々からしたいと思っていたコアカレッジ。
ある程度元気になり、「子どもたちのために自分の実践をよりよくしたい」と考えている先生が、様々な立場から子どもや教育にかかわっている人たちとともに、学ぶことができるコミュニティです。
Teacher's Cafeで「よっしゃ、がんばろ」となった先生の学びのサポートをします。
ポイントは、学べる内容が学校現場の中だけのことでなく、もっと広いということです。
学校にいる自分とは違う視点やアプローチの仕方を知ることで、「がんばる」の内容がもっと豊かになります。
「授業づくり」や「学級経営」の How to を学ぶ勉強会なんかは、実は結構ありますが、こういう学びの場はなかなかありません。
先生を元気にすることで、学校を活性化したい。
その思いの根っこにあるのは、もちろん、「それが子どもの学びや育ちを支えることになるから」という思いです。
夜も更けてきたので、今日はこの辺で。
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無題
たけださん、まいど!古野です。
先生と向き合ったんやね。
うんうん、動き始めたよな。
めっちゃ、地に足の着いたプランに変わりつつあるみたで、うれしいです。
あとは、人に甘えることですね~。
できますか?
先生と向き合ったんやね。
うんうん、動き始めたよな。
めっちゃ、地に足の着いたプランに変わりつつあるみたで、うれしいです。
あとは、人に甘えることですね~。
できますか?
甘える…
ありがとうございます!
地に足が着いてきたと言ってもらえたこと、すごくうれしいです。
人に甘える、ですか…。
結構甘えてしまってる気がしているのですが、また意味が違うんでしょうか。
人に頼れってことですか?
地に足が着いてきたと言ってもらえたこと、すごくうれしいです。
人に甘える、ですか…。
結構甘えてしまってる気がしているのですが、また意味が違うんでしょうか。
人に頼れってことですか?
無題
ぼくが言う、甘えるっちゅうのは、
私心なく、他人様にお願いすることです。
あなたを待っている人のために、
必要なことを、
あなたができないけど必要なことを、
ひとさまに頭を下げてお願いすることです。
私心なく、他人様にお願いすることです。
あなたを待っている人のために、
必要なことを、
あなたができないけど必要なことを、
ひとさまに頭を下げてお願いすることです。
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HN:
CORE+
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
CORE+は「教育にかかわる一人ひとりが、自分たちで考え、選び、動く、社会文化を創造する」ことをミッションに活動しています。
さまざまな学校やこどもの居場所へのスタディツアーや、多様な学校や団体が一堂に集う教育の祭典EDU★COLLEなど、イベントの企画運営を主に行なっています。
●連絡・問い合わせ先
〒562-0013 大阪府箕面市坊島4-14-7
project.core.plus@gmail.com
さまざまな学校やこどもの居場所へのスタディツアーや、多様な学校や団体が一堂に集う教育の祭典EDU★COLLEなど、イベントの企画運営を主に行なっています。
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