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〜教育と、教育観を再構築し続けるコミュニティ〜
2024年05月04日 (Sat)
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2011年06月06日 (Mon)
ご報告が遅くなりました!
梅雨に入り、すっきりしない日が続きますね。
うちの家の前は田んぼなのですが、毎夜蛙の大合唱で、うるさいったらありゃしない、です(笑)

去る5/16、初の試み、「カフェde熟議」という場を開きました。
今、考えるべきことだと思い、「エネルギーのこれから」をテーマにしました。

「平日の夜だし、何人ぐらい集まってくれるかなぁ」とドキドキしながら、迎えた当日。
うれしいことに、箕面内外から、27人が駆けつけてくれました。
下は20代から、上は60代まで。学生、研究者、会社員、NPO職員など様々でした。



まず前半はスピーカー:ノリさんこと廣水乃生さんから、今起こっていることについて、また放射線や原発についての情報提供と、今エネルギーや原発についてどのような議論が起こっているかをお話いただいたうえで、ノリさん自身がそれをどう捉え、どうしていくべきだと考えているのか、を話していただきました。

「反原発の人たちは安全性の話をしていて、推進派の人たちはエネルギー供給の話をしている。違うチャンネルで話しているから議論がかみ合っていない。」

「自分はデータの裏付けがあるかどうか、で情報の信憑性を判断している。僕の信用している研究者によれば、元々原発の近くで暮らしている人ほど、発ガン率が高い。それはもう有為に。つまり、事故が起こったから、じゃなく、僕らはもう被曝している。その上で、原発をどうするか、考えた方がいい。」

「自分は脱原発の立場をとる。地域でエネルギーを自給していけるような仕組みを、まず特定の地域で、モデルとしてつくってしまおう。地元でそういう動きをしていけないか、と考えている。」etc...

後半はいよいよ熟議タイムです。
テーマは「私たちは今起きていることをどう捉え、どうしていけばいいのか」。



まずは5〜8人ほどのグループで話し合い、その後は全員で。
この場で一番情報と知識を持っているノリさんへの質問もしつつ。

「この場に明確に"反原発"っていう立場の人、いますか?いるなら、今の自分の生活をどの程度変える覚悟があるのか、教えてほしい。僕は、推進すべきとは思わないけど、自分の生活がどの程度変わるのか、不安がある。」

「私の父は原発にポンプをおさめる仕事をしていて、私も原発の近くに住んだこともあるし、身近なもの。でも、なくすべき。私はもともと最低限の電気で生活しています。」

「今すぐ全部止めるべき。電気の7割は産業界で使っている。そこが、計画的に節電をすれば、なくせる。今すぐとめても、すぐには影響はとめられない。」

「大企業が節電すればいいと言うが、やっぱり生産活動に影響が出る。私はメーカーにつとめているが、ラインが回らなくなると、社員を減らさざるを得ない。そうなった時、毎年3万人の自殺者がいるこの国で何が起こるのか、考えると怖い。」

「情報があふれている中で、何を信じていいのか、判断ができない。何が分からないのか、正直分からない。」

「原発がなくなる、ということにリアリティが持てない。」

「でも、原発が動いている、ということにもリアリティなんかないですよね。」

「私たちだけじゃなく、未来にどんな社会を残すのか、という問題。原発の影響は現時点では不確かかもしれないけど、このまま残して、影響を受けるのは、今や未来のこどもたち。自分が責任の持てないことはしたくない。だからなくしたい。」

様々な思いや考え、意見が出てきました。

すぐに答えが出るような問題ではありませんが、
まずはもやもやを言葉して、人と共有することの大切さを感じた場でした。
参加者の方で、「大阪南部でもやりたい!」と言ってくれた方もいて、これをきっかけに熟議の場が広がっていけば・・・!と思います。

この「カフェde熟議」はシリーズ化して続けていきますので、今後もご注目ください!

※NICOplusの千絵ちゃんプレゼンツのごはんも、評判でした♪

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2011年03月17日 (Thu)
ども、みどりです。
大変な震災が起こってしまいました。
CORE+が活動している大阪は、直接被害はないのですが、情報収集(ニーズ)や募金程度のことしかできず、毎日すごくもどかしい気持ちでいます。

そんな中ではあるのですが、3/26から行く予定のオランダツアーは決行したいと考えています。
関西からの参加者が多く、今回の影響を直接受けている人が少ないこと、そして、長期的に見て、私たちがオランダで学ぶことが、日本を市民社会にしていく力に、私たちも含め一人一人の市民力を高めていく一助になれば、今後起こりうる災害や人災の予防やそうした事態への対処能力の向上につながると考え、判断をしました。
今まで以上に気を引き締めて、多くの学びがえられるツアーにしたいと思っています。

* * *

3月5日、リアル熟議in箕面を箕面こどもの森学園で行いました。

さまざまな団体と共催しての開催だったので、コツコツとミーティングを重ね、準備を進めて当日を迎えました。

東京から駆けつけてくれたファシリテーターの中川綾さんの力も加わり、無事熟議スタート。

 * * *

まず熟議①では「私たちが、学校や教育について思っていること・願っていることとは?」を話し合いました。
各チームに入っているファシリテーター初体験のスタッフもドキドキしながら話をしました。



熟議②では、①で話し合ったことの上に立って、「こどもがイキイキする学校づくり・コミュニティづくりのために、私たちにできることは?」をテーマに話し合いました。



最後に各グループでどんな話が行われたかを、みんなでシェア。
終わった後も、会場に残り、お話している参加者の方がたくさんいました。



今回は、企画メンバーとしても初めての開催で、不慣れな部分が多々ありましたが、
みなさんのあたたかいサポートのおかげで、無事、よい場にできたのではないかと感じています。
やはり、「語りたい思いや考え」「皆で共有すべき事柄」が私たち一人一人の中にあるんだな、と改めて感じた一日でした。

今回の熟議は、まずはスタートのイベントでした。
箕面で、大阪で、関西で、日本で、熟議文化を育てていくことを、これから、がんばりたいと思っています。
今回来てくださった方、一緒につくった皆さん、本当にありがとうございました。

 * * *

ちなみに。
今回の熟議には、毎日新聞、みのおFMから取材が入っていました。
毎日新聞の記事↓


ラジオは終わってしまって聞けないのですが、ウェブサイトにも少しアップされています。
http://www.minoh.net/minohnow/log.php?date=201103051732
2011年02月06日 (Sun)
さきほど初回のおるたねcafeが終わりましたので、さっそくご報告です。
マナカフェをしばらくお休みしているので、ああいう雰囲気久しぶりでした^^

年齢も性別もバックグラウンドもばらばらな16名が空庭という、これまた不思議な空間に集まりました。
ジャーナリスト志望の学生さん、老人ホームを立ち上げた20代女性、親子で通う幼児教育の場のスタッフさん、フリースクールやオルタナティブスクールのスタッフや保護者の方、公立高校の先生、自宅で英会話教室をしている方、大学で事務をしながら教員を目指している方、などなど。

こうやって広がっていく感じが好きです。
twitterでつながってた方と対面できたりもしておもしろかったー。

まず自己紹介タイム。
「今日どんな気持ちでここに来たか」と、「10の自己紹介(私は○○です、という文を10個つくって自己紹介するというもの)」をしました。
いろんな共通点が出てきて楽しかったです。

今回は箕面こどもの森学園に話題提供をお願いしました^^
内容はざっくり言ってしまうと「市民立の学校って、こんなふうに出来てるんだよ」というお話です。
こちらは、学園長の辻さんがお話しているところ。



後半は、それぞれに交流をしました。
話がはずんでおります。



なぜか立って話している男性陣(笑)



こんな感じで、まじめに、かつ、ゆるやかーにやりました。

次は4月にやりますので、今回来られなかった方もぜひ。
詳細はまたUPいたします^^
2010年07月13日 (Tue)
ひさびさ更新です。

7月11日(日)、箕面こどもの森学園を会場に、おるたネットフォーラムin関西「教育に選択肢を!」と題したフォーラムが開かれました。

私たちCORE+も企画立ち上げ初期(3月ごろ)にこどもの森のみほさんや辻さんから声をかけていただいて、事務局として準備段階から関わってきた中で、当日を向かえました。
雨で足元も悪い中、ほぼ定員いっぱいの約60名の方が参加してくださり、ほんとにうれしかったです。
京都や兵庫や滋賀、だけでなく、名古屋・東京から参加してくださった方もいて、それだけ思いをかけている人がいるテーマなのだと改めて感じました。

第1部はおるたネット(多様な教育を推進するためのネットワーク http://blog.ap.teacup.com/alter_net/ )の代表で『変えよう! 日本の学校システム 教育に競争はいらない』の著者である古山明男さん(HP http://www.asahi-net.or.jp/~ru2a-frym/)の講演。
講演は丸ごとustream(インターネット配信)してたので、今からでも見られますよ!
会場に来られなかった人は特に、要チェックです。

※↓ustreamとリアルタイムでのtwitterでのつぶやきのまとめ。
http://togetter.com/li/34868

第2部はワールドカフェを3ラウンドやりました。
(ワールドカフェとは? http://www.humanvalue.co.jp/service/wcafe/ )
「講演を聞いて、今感じていることを共有してください」
「10年後の教育は、どうあってほしい?」
「そのために今、私たちにできることは?」

すごく盛り上がり、いい場になったんじゃないかと思います。
休憩時に聞いたときは、13人だった交流会参加者も、ふたを開ければ20人になりました。
話したいことがそれだけたくさんあったのかな、と感じています。

アピールタイムのときに、こどもの森のみほさんもおっしゃっていましたが、

「点を線に、線を面に。そうやって社会を変えていく。」

2年後、3年後に振り返った時に、あの日がそのきっかけ、スタートの日だった、と思えるよう、
気を抜かずにこれからの取り組みの流れ、つながりの持ち方を考えていきたいと思います^^



















2010年04月26日 (Mon)
どうも、みどりです。
北芝での講演会をきっかけにつながらせていただいている下郷さとみさんからのご依頼で、「世界こども通信プラッサ」に取り上げていただきました。

ご報告がすごく遅くなってしまいましたが、私のルーツや考えていることがかなりわかる内容になっていると思います。
他の記事も興味深いものばかり。

以下、下郷さんのBLOGへのリンクです。
ぜひお読みください!
http://hyakuishou.exblog.jp/13028297/
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さまざまな学校やこどもの居場所へのスタディツアーや、多様な学校や団体が一堂に集う教育の祭典EDU★COLLEなど、イベントの企画運営を主に行なっています。

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